秋の味覚♪意外と簡単・レストランで作っていた絶品【栗の渋皮煮】レシピをご紹介!
どうも!ヤスパパです。
だんだん秋が近づくにつれて食材が豊富になってきましたね。
この時期だけスーパーに並ぶ「栗」ですが、面倒臭くて手が出ない方も多いんじゃないないでしょうか?
今日はレストラン時代にデザートで作っていた【栗の渋皮煮】をご紹介!
栗の洋菓子では【マロングラッセ】が有名ですが、マロングラッセの作り方は渋皮をすべて剥いてから煮崩れないように1粒ずつガーゼに包んで火を通さないといけないんです。砂糖は、液体に砂糖の結晶が出てくるまで4日くらいかけて徐々に濃度を高めていくんです。
さすがにちょっと手間がかかりすぎてお家じゃ出来ないですよね~。
今回はマロングラッセの作り方を取り入れ、洋酒の香りをつけた渋皮煮のレシピをご紹介致します。
そのまま食べてよし、お菓子作りに使うもよし、秋の味覚を思いっきり堪能して下さい!
栗の渋皮煮
【材料1キロ分】
レシピはレストランの仕込み分なので、家庭では半量くらいがちょうどいいですよ。
栗 1キロ
砂糖 1キロ
水 1リットル
ブランデー 20㏄
ラム酒 20㏄
重曹 30グラム
【作り方】
①鬼皮を剥く。
栗は軽く水洗いしてから、沸騰したお湯につけておきます。
粗熱が取れる頃には鬼皮が少し柔らかく剥きやすくなります。
栗の底にあるザラザラの面とツルツルの境目に包丁を入れて頭の方に皮を剥いていきます。四方が剥けたら底の部分を剥いていきましょう。
☆包丁はなるべく小さいものがやりやすいですね。
※剥いた栗は水を張った鍋につけていきましょう。乾燥すると割れる原因になってしまいます。
②アク抜きをする。
鍋に栗がひたひたに浸かる水を入れて重曹を10グラムいれて火にかけます。
グラグラ沸騰させてしまうと栗がぶつかり合って割れてしまうので沸騰する直前に火を弱めてアクをすくい10分茹でます。
火を止めたらそのままシンクにおいて水をいれて茹でこぼします。
栗は手で水をはったボールに移して、鍋を洗ってもう一度アク抜きをします。
☆アク抜きは3回行います。
茹でていくうちに柔らかくなってくるのでザルにあけたりするとつぶれてしまうので注意!
③筋を取る。
3回アク抜きをしたら、流水にあてながら親指の腹で渋皮についている綿毛のようなものをとっていきます。
次に太い筋を取ります。
☆左は綿毛をとる前。右の黒い筋を取り除きます。
④重曹を抜く。
筋をとったら鍋に移して、重曹を加えずに水だけで茹でていきます。
沸騰直前にごく弱火にかえて30分茹でて重曹を抜いていきます。
⑤栗を煮る。
アク抜きの要領で茹でこぼし栗をボールに移して鍋を水洗いしたら、分量の水と分量の半分の砂糖を加えて栗を戻して火にかけます。
沸騰直前に火を弱めてクッキングシートの落し蓋をしたらごく弱火で15分煮ていきます。
15分煮たら残りの分量の砂糖を加え、さらに15分煮ます。
⑥仕上げる。
栗を静かに取り出して煮汁を半量になるまで煮詰めていきます。
半量になったら栗を戻して火を止め、常温になるまでおきブランデーとラム酒で香付けします。
1晩寝かせると出来上がり!
2晩寝かせるとお酒の香りが丸くなって絶品です!
油断するとすぐになくなっちゃうので食べ過ぎ注意。
☆お子さんがいるご家庭ならお酒は入れないか、アルコールを飛ばしてから加えましょう。
☆ポイントは砂糖の濃度をじっくりあがていく事。
一気にあげてしまうと浸透圧で栗が硬くなったり芯まで甘味が染み込まないので1晩かけてじっくりと甘味を染み込ませましょう。
香付けのお酒はお好みのものを使ってお楽しみ下さい。
個人的にはもう少し量を増やしても美味しいですね~。
次回は栗の渋皮煮を使ったスイーツをご紹介しますね!
それでは、今日はこのへんで、ごきげんよう~。