フランス版トマトソースと変わり種お蕎麦♪
今日はお蕎麦の変わり種。
冷製のトマトソースをかけていただきます。
トマトソースはイタリアンばかりが有名ですが、フレンチにもあるんですよ、
イタリアンより酸味は控えめで優しい味が多いですね。
香味野菜やベーコンを加えて色んな味がしてきますね。色もトマトの赤だけじゃないので黄色っぽい仕上がりです。
パスタじゃなくてお蕎麦を使ったのは、昔読んだ「美味しんぼ」の中で蕎麦にトマトソースをかけた物が紹介されていたので試してみました。
蕎麦の香りとトマトソースは意外と相性悪くなかったですね。
蕎麦を食べている感覚はあまり無かったけど
今日はフレンチ版のトマトソースをご紹介します。
そのままかけても美味しいから色んなバリエーションが試せますよ
トマトソース(約800㏄)
・トマト果肉 500グラム
・ベーコン 80グラム
・玉ねぎ 300グラム
・にんにく 1片
・バター 30グラム
・ケチャップ 50グラム
・小麦粉 20グラム
・タイム 1枝
・ローリエ 1枚
・鶏がらスープ顆粒 大さじ1
・水 700㏄
【作り方】
トマトは湯剥きして種をとり、粗刻み。ベーコン、玉ねぎは1センチ角にカット。
にんにくは粗みじん。
鍋にバターを溶かして、にんにくを炒めていきます。
火加減は中火。にんにくの香りを出すようにじっくりと炒めます。
バターが多いように感じますが、仕上がった時に乳製品のコクがでてとっても美味しくなります。
イタリアンのトマトソースとの大きな差もここにありますね。
にんにくのいい香りが出てきたら、ベーコンを加えます。
ベーコンを炒めると豚肉の脂が滲み出てきてコクと旨みが増してきます。焼き色を付けると香ばしさも加わりますよ。
火加減は中火のまま焦がさないように注意します。
続いて玉ねぎを加えます。
本来は人参やセロリを加えたりするんですが、今日はミキサーで仕上げるので繊維の多い野菜は省きました。
玉ねぎは熱を加えると溶けて食感が無くなるので、ミキサーにかけるとほとんど口にあたりません。
ちなみにレストランでは、目の細かいアミで濾してエキスだけ抽出して野菜ガラは入れないので全く口に当たりません。
家庭でやるには器具が無いし、もったいないから食べちゃいます。
玉ねぎが入ると、鍋の温度が下がるので一度火を強めて全体の温度を上げていきます。
炒める音を聞きながら火加減を中火に戻して玉ねぎも色づけていきます。
あめ色まで行かなくても軽く全体が色づくぐらいぐらい炒めます。
続いてはケチャップを加えます。
ケチャップはトマトの酸味や青臭さを消すためにこのまま全体に混ぜながら水分を飛ばしていきます。
イメージはチキンライスのご飯です。生のケチャップとは風味が違いますよね。
お次は小麦粉を振り入れます。
これは仕上がりに濃度をつけるためです。
バターと小麦粉が合わさるとカレーやハヤシライスみたいにルーを入れた状態になって濃度が付くんです。
始めに入れたバターも分離せずに乳化します。
小麦粉が入ると焦げやすくなるので注意です。
火を弱めるか手早く全体を混ぜてトマトを加えます。
続いて水と鶏がらスープを加えて強火に変えます。
なべ底に沈んでいると焦げやすいので底からしっかりと混ぜ合わせましょう。
後は沸騰直前までは強火で、灰汁をとったら火を弱めてタイムとローリエを加えます。
後はコトコト1時間半弱火で煮込みます。
たまにかき混ぜて焦げるのを防止しましょう。
こちらが1時間半後です。
水分が飛んで、具材からもしっかりと味が出てきています。
タイムとローリエは取り除いてミキサーにかけましょう。
ミキサーにかけると、すべての味が一体になるのと同時に濃度もついて一石二鳥。
今日のお蕎麦は冷やして食べるので、ソースも冷やしておきましょう。
こちらが仕上がり。
イタリアンのトマトソースとは色も味もちょっと違ったフレンチ版のトマトソースの出来上がり。
焼いた魚や鶏肉なんかにも相性バツグン。
牛肉にはちょっと弱いですかね。
今日はお蕎麦にトマトソースで頂きます。
トマトとアボカドのサラダを添えました。クリームチーズも相性バツグン。
トマトソース蕎麦(4人前)
・トマトソース 800㏄
・蕎麦(乾麺) 400グラム
・ミディトマト 4個
・アボカド 2個
・クリームチーズ 60グラム
・レモン汁 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
・レタス 適量
【作り方】
トマト、アボカド、クリームチーズは1センチ角に切ってボールに入れます。
レモン汁、オリーブオイルで和えていきます。軽く塩コショウ。
後は盛り付けて出来上がり。
新感覚のそば料理ですが、結構いけました。
色んな麺や色んなソースの組み合わせを試しても面白そうですね~
今日の娘メシ。
お蕎麦は食べないので、トマトソースでチキンライスを作りました。
甘い味付けなので完食してくれました
オクラも田楽味噌で食べてくれてよかったです
また新しい料理ができたらご紹介していきますね~。
ではでは、今日はこのへんで、ごきげんよう~。