【門外不出!】プロが教えるレストランのまかない料理!おうちで出来る。豚スペアリブのトマト煮込み♪
どうも!ヤスパパです。
「まかない料理」それはレストランでランチとディナーの間に料理人やウェイター達が食べる食事。
「まかない料理」それは新人が腕を磨くために任される試練の場。
「まかない料理」それは戦場(レストラン(笑))でのつかの間のやすらぎ。
ということで、今日はヤスパパがレストラン時代に実際に作っていた「まかない料理」をご紹介いたします。
この「まかない料理」大抵2年目くらいの新人が任されるんですが、食べてもらうのはほとんどが先輩達。目の肥えたウェイター、舌の肥えた先輩料理人。もちろんお店のトップであるシェフにも食べて頂きます。
ガクガク、ブルブル…。
ただ、ここで認められれば新しい仕事を任せてもらえるチャンスにもなるんです。
限られた時間と食材で、いかに美味しいものを作るか、普段は食材の下処理や準備しかできない新人が自分の成長を発揮できるチャンスでもあるのです!
とまぁ、長くなりましたが「あまり高くない食材で美味しく作る!」これが「まかない料理」の鉄則。
その中で評判が良かったのが今回ご紹介するレシピです。
スペアリブは骨付きのバラ肉の総称ですね。
最近ではスーパーでも比較的お安く手に入ります。
脂や筋も多いんですが、煮込み料理にするとトロッと溶けて旨みや甘味に変わります!
ソースは白ワインとトマト缶で酸味をプラス。
脂っこくなりそうなところをスッキリ仕上げられます。
出来れば肩身の狭い思いをしているパパ仲間たちに作ってもらって、家族からの尊敬のまなざしを頂いてほしいところです(笑)
ちなみにヤスパパは「作れて当たり前だろ!」といわれて終わってしまいます…。
豚スペアリブのトマト煮込み♪
【材料4人前】
豚スペアリブ 800グラム
玉ねぎ 200グラム
にんにく 1片
白ワイン 150㏄
トマト缶 1缶
水 400㏄
コンソメキューブ 2個
ローズマリー 2枝
イタリアンパセリ 適量
お好みでパルメザンチーズ・EVオリーブオイル
【作り方】
①具材を処理する。
・玉ねぎ、にんにくはみじん切り。
・ローズマリーは枝から葉をとり、みじん切り。
・イタリアンパセリは葉を摘むか粗みじん。
②野菜を炒める。
煮込み用の鍋にオリーブオイルをひいて玉ねぎ、にんにくを炒めていきます。
火加減は中火で軽く塩をします。
※若干緑色になってるのはにんにくのアリシンという成分が多かったせいなのお気になさらずに。
③豚肉を焼いていく。
玉ねぎを炒めている間に豚肉を焼いていきます。
フライパンに軽く油をひいたら、塩コショウをした豚を脂が付いている面から焼いていきましょう。
豚肉は水分が多いので中火でひっくり返しながら全体に焼き色を付けていきます。
今回は煮込み料理なので表面を焼き固めるだけでOK!
④煮込んでいく。
鍋に豚肉を入れたら白ワインを注いでアルコールをとばす。
トマト缶と同量の水・コンソメキューブを加えて沸騰させます。
沸騰したらアクをひいてローズマリーのみじん切りを加え、表面がコトコトする火加減で煮込んでいきます。
時々全体を混ぜながら2時間くらい煮込みます。
目安はお肉に竹串がスッと刺さる事。
⑤仕上げる。
煮込みあがったら、お肉を一旦取り出して煮汁を煮詰めていきます。
表面に大量の油が溶けていたらすくっておきましょう。
多少ならソースのコクになるので大丈夫。
好みの濃度になったら塩コショウで味を調えてソースの出来上がり!
お肉を戻して全体を絡めたら盛り付けていきます。
イタリアンパセリやパルメザンチーズ、EVオリーブオイルを回しかけて頂きます!
ちなみに付け合せはとうもろこしとピーマンのペペロンチーノ。
蒸かしたとうもろこしを輪切りにカットして、にんにく・鷹の爪・オリーブオイルで炒めて仕上げにピーマンを入れて塩と黒コショウ。
甘いとうもろこしに黒コショウがピリッと効いて旨いですよ!
煮込み料理は時間はかかるんですが、材料はシンプルで準備さえしてしまえば仕事の合間にちょこちょこ様子を見るだけでランチ終わりに出来上がっています。
オーブンがあれば焦げる事も少ないので安心です。
おうちの場合は弱火にかけて時々なべ底からかき混ぜてやれば大丈夫。
今回はカレーみたいにドロドロしてないので弱火なら焦げる心配もありません!
今日の娘メシ!
今日は煮込み料理の柔らかい部分とソースをうどんで和えてみました。
お肉は食べてくれたけど、うどんはNG…。
麺類は和風のお出汁に限るそうです(笑)
でも、苦手だったお肉も少しずつ食べられる種類が増えてきたので良かった!
今度は牛肉にもチャレンジしようね♪
ではでは、今日はこのへんで、ごきげんよう~。