ヤスパパの自宅deパパご飯♪

元フレンチコックのヤスパパが「自宅で出来る」をモットーに、簡単レシピや挑戦レシピ、鉄板レシピなどなど‥ 独断と偏見でご紹介して参ります(´∀`)/ 世のパパたちよ立ち上がれ!

たまにはおうちフレンチ♪鯵のムニエル・レモンバターソースとカルパッチョ

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今日の晩ごはん

・ごはん

・玉ねぎのコンソメスープ

・鯵のムニエル・レモンバターソース

・鯵のカルパッチョ

たまにはオシャレにおうちでフレンチ♪

「フレンチ」といってもメイン食材は「鯵」!

今の時期はちょうど旬で脂がのってしかも安い。

火を入れてもお刺身でも抜群です。

今日はちょっと大きめの鯵が手に入ったので1匹はムニエルにもう1匹はカルパッチョにしていきます!

ムニエルやカルパッチョの作り方は大体の魚に応用できるので、時期に合わせた旬の魚を堪能できますよ~。

 

今日のメイン♫

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今日のメインは鯵のムニエル。

鯵は専門学校時代に魚の扱いの練習で何十匹と捌いて食べた思い出があります。

3枚卸しの上達は回数をこなすのが1番ですからね~。

それにこのレモンバターソースはクラシックで教科書的なメニューなんですが、なかなか外食でも食べる機会がないのでおうちでチャレンジ!

 

【材料4人前】

・鯵 2匹(30センチくらい)

・強力粉 適量

・バター 20グラム

・サラダ油 適量

ソース

バター 40グラム

アーモンドスライス 大さじ1

ケーパー 大さじ1

レモン 1個

パセリ 適量

 

【作り方】

①鯵の下処理をする。

鯵は3枚に卸して腹骨・血合い骨を取り除きます。

☆鯵はしっぽの近くに鱗状の「ぜいご」があるので忘れずに!

魚屋さんに言えば大体血合い骨以外は処理してくれますよ。

スーパーでも3枚卸しまではやってくれるかな?

②ソースの材料を用意する。

・レモンは果肉を角切りにするか果汁を絞っておきます。

・アーモンドは最近では100均の製菓材料に丁度いい使いきりサイズで売ってますよ。

・パセリはみじん切り。面倒なら乾燥パセリでもOK!

・ケーパーはほとんど酢漬け(ピクルス)なので水気を切っておきます。

③鯵を焼く。

フライパンに多めのサラダ油とバターをひいて中火にかけます。

鯵には両面に塩コショウをしたら強力粉をまぶしていきます。

フライパンのバターが泡立ってきたら鯵を皮目から焼いていきましょう。

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☆ムニエルはバターの泡をキープしながら焼くのが大切です。

泡の中でバターの甘い香りが付いて皮目はカリッと身はふっくらと仕上がります。

ポイントは温度を上げ過ぎない事!

バターが焦げると魚にも匂いが移ってしますので、泡が小さくなってきたら火を弱めます。

皮目がカリッと焼けたら火を止め鯵をひっくり返します。

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身の方は余熱で十分火が入ります。

④仕上げる

まずはソースを作り、盛り付けていきます。

鍋にバターとアーモンドスライス・塩(2つまみ)をいれて中火にかけます。

最初はバターが泡立ってくるので時々軽く鍋を回して全体を均一にします。

泡が落ち着いてバターの色がきつね色からこげ茶色に変わるタイミングでレモン汁を加えて温度を落として残りの材料を加えます。

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☆この時のバターの色を「ブールノワゼット」といって、「ノワゼット」は「ヘーゼルナッツ」「はしばみ」の事で薄皮をむく前のナッツの色に例えられます。

あとはお皿に鯵を盛り、上からソースをたっぷりとかけて出来上がり。

 カリッと香ばしく、ちょっぴり甘い香りに仕上がった鯵をレモン汁やケーパーの酸味がキリッと引き締めて旨い~!ソースに入れたアーモンドが食感のアクセントになってこれまたグッド!

付け合せはじゃがいもが定番。

じゃがいもとバターは相性がいいのでホクホクのじゃがいもにバターがジュワッと染み込んでたまりません。

魚料理はマンネリしがちなので気分をかえて洋食はいかがですか?

 

今日の2皿め

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今日の2皿目は鯵のカルパッチョ

鯵は刺身でも脂がのっていて旨いです。

今日はにんにくとライムを効かせてカルパッチョにしてみました。

ポイントは鯵をマリネして青魚特有の臭みを抑える事ですね。

【材料4人前】

・鯵 2匹(30センチくらい)

・みょうが 1パック

・万能ねぎ 2~3本

・カイワレ 1/2パック

・プチトマト 適量

マリネ(漬け材料)

・にんにく 1片

・サラダ油 適量

・オリーブオイル 適量

ドレッシング

・白ワイン酢 小さじ2

マスタード 小さじ2

・ライム汁 1/2個分

・サラダ油 50㏄

・EVオリーブオイル 大さじ1

【作り方】

①鯵をマリネする。

マリネとは食材を油や調味料など液体に漬けて味や香りを移す調理法です。

今回はにんにくの香りを付けて青魚の臭いを消していきます。

鯵は刺身用に骨を取り除いたら皮をひいておきます。

面倒ならお魚屋さんにお願いしましょう。

鯵の身の重さを量って、1%の塩を全体にふりかけます。

バットや深めのお皿ににんにくのスライスと油をいれて鯵を漬けていきます。

☆油の量は全体に絡む程度でOK。途中で混ぜれば問題ありません。

使い道がないので浸かってしまう量だともったいないのです。

漬ける時間は最低でも3~4時間くらい。お店では1晩漬けてましたね。

②具材を用意する。

・みょうがは縦に半割してスライス。

・万能ねぎは小口切り。

・カイワレは水洗いして半分長さにカット。

・プチトマトは好みでのせます。

③ドレッシングを作る。

ボールに油以外の材料と塩コショウを入れて混ぜ合わせます。

塩が溶けたところで油を少しずつ垂らしながら混ぜ合わせていきます。

少しトロッと濃度がついて乳化したら成功!

油を一気に入れてしまうとお酢と油が分離してシャバシャバな仕上がりになります。

不安ならマスタードを多めに入れると乳化しやすくなりますよ!

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④仕上げる。

鯵は油を拭ってスライスしてお皿に並べていきます。

お皿の内側に敷き詰めるとそれらしく見えますよ(笑)

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あとはドレッシングを全体的に塗っていきます。(スプーンの腹でのばす感じ)

薬味を散らして出来上がり!

細かいものが上に来るように散らすとキレイに見えます。

脂がのった鯵にライムの酸味と香りがよく合います~。

マリネで使ったにんにくも臭味けしになっているので全く臭くありません。

薬味は和風のものを使いましたが違和感はないですね。お好みで生姜や大葉なんかも合いそうです。暑~い夏にはピッタリの1皿にしあがりました♪

 

今日の娘メシ!

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まだ生ものは「いくら」ぐらいしかあげてないので、鯵をフライパンで軽く焼いて田楽味噌をつけました。

ご飯は昆布ご飯。純和風の仕上がりです(笑)

娘は洋食よりもシンプルな和食の方が好みみたいです。

佃煮なんかも大好き。手間がかからなくて助かります。

やっぱり甘い味付けが多いからですかね~。

今日も完食!

 

たまにはほんの少しだけ手間をかけておうちでフレンチはいかがですか?

キリッと冷えた白ワインにバゲットやチーズを買ってくればちょっとしたパーティーになっちゃいますよ~!

ではでは、今日はこのへんで、ごきげんよう~。