たまには息抜き♪ヤスパパの思い出・フランスのご紹介!
今日は指向をかえてヤスパパの留学時代の思い出話。
約10年前にフランス料理の勉強で1年間留学していた時のことです。
半年ずつ、前期は学生全員が寮付の学校で調理やサービス・簡単なフランス語の勉強をして、後期は1人ずつレストランやケーキ屋さんへ研修に出されました。
ヤスパパが研修に行ったのはピック「PIC」というレストランでした
PICがあるのは学校があったリヨンから南に行ったヴァランスという町。あまり有名な街ではないですね。
ローヌ・アルプ地方でフランスの中心地よりの南西部・大体リヨンとマルセイユの間ぐらいにあります。
小さな町で半日あれば一回りできてしまいます。
こちらが駅前。
ヨーロッパは駅前でも無駄にオシャレですね~
この町でも一応日本で有名なのがレストランPICと公園の中にあるキオスクです。
キオスクは公園の東屋みたいなものですが、日本で人気のある画家・レイモンペイネの作品に描かれているキオスクがあるんです。
始めの写真中央がキオスクです
アップがこちら。
ハートのモニュメントが可愛いですね~
ちなみにこちらがレイモンペイネの作品
作風も可愛らしく女性に人気があるみたいですね
公園内には他に銅像もあります。
調べましたが誰の像かわかりませんでした
ご存知の方は教えて下さ~い
園内や街並みの写真はこちら。
続いてはヤスパパが研修させて頂いていたレストランのご紹介!
PIC-ピックという名前で、レストランだけじゃなくホテルやビストロも併設していて泊まることも出来るし「レストランはちょっと敷居が高いな~」という方にはビストロで気軽に楽しめるという仕組みになっています。
ちなみに「PIC」という名前はシェフのファミリーネームです。
代々家族で経営していて今ではかなり大きなレストランになってますね。
特に有名になった理由は現在のシェフが女性という事でしょう。
なんと現フランスでは唯一の三ツ星保持者歴代でも4人目だそうです。
もっとすごいところは、元々お祖父ちゃんの代からミシュランの三ツ星レストランだったのですが、お父さんが亡くなってお兄さんが継いだ時に1度二ツ星に落ちてしまったんです。
そこから現在のアンヌ・ソフィー・ピックに代わり2007年三ツ星に返り咲いたんです
あっ、ちなみにレストランは三ツ星になった年に改装していてこの記事の写真とは変わってますよ~。
かなりモダンになっております!
改装中のレストランはお休みで、ビストロは仮設のサーカステントみたいなところで営業してました
こちらがシェフのアンヌとの2ショット!
研修が終わって、日本に帰る前にレストランに食べに行って撮ってもらいました。
ヤスパパちょっと酔ってます。しかもフランスにいってる間に7キロぐらい太ってしまって顔がパンパンです
ヤスパパの話はもういいですね。
研修に行く前は、星付きのシェフなのでおっかない方を想像していたんですが、写真からもわかるとおり小柄でチャーミングで本当に魅力的な方でしたよ(ヤスパパの身長165センチ)
実はヤスパパが研修した当時は二ツ星で、もうすぐ三ツ星になるんじゃないかととても勢いのある時期でした。
そして、ヤスパパが帰って次の年に3つ星になったんです。
しかも、当時シェフはお子さんを妊娠中で研修が終わる少し前に生まれたんです!
だから、いつもより厨房にいる時間はかなり少なかったんですが、時々各ポジションのシェフと打合せをしたり料理のチェックをしに来てくれてました。
ほんとに生まれる直前まで厨房に立たれてましたよ。
こちらがレストランに飾ってあったお子さんの写真
可愛い笑顔ですね~
今日はここまで、次回は食べ歩きに行った時のメニューや研修時代の調理場のお話なんかをご紹介していこうと思います。
ではでは、今日はこのへんで、ごきげんよう~。