ヤスパパの自宅deパパご飯♪

元フレンチコックのヤスパパが「自宅で出来る」をモットーに、簡単レシピや挑戦レシピ、鉄板レシピなどなど‥ 独断と偏見でご紹介して参ります(´∀`)/ 世のパパたちよ立ち上がれ!

季節外れ?筍ごはんと再現グルメ!思い出の味「阿倍野ぽてと」

 

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今日は完全に和食です。献立を決めるために冷蔵庫をあさっていたら、冷凍室から筍ごはんの素が!

以前、筍を買ってきたと時に、大きすぎて食べ飽きてしまった残りを油揚げと一緒にお出汁で炊いて、出汁ごと冷凍保存しておいたものです。(味付けはかつおだしに酒とお塩としょうゆが少々。割とシンプルな味付けです。)

 

これをもとに、今日の献立。

 

・筍ごはん

・大根と人参の味噌汁

・アジの開き

・揚げ出し豆腐

デザートに

大学いも

 

まず、筍ごはんの素は鍋で溶かしたら具材とお出汁を分けて、研いだお米の分量に合わせてお出汁を入れていきます。

水分量を量ったところで、具材を入れて炊飯します。

炊き込みご飯を作るときにむずかしいのは、お米を炊くときの水分量と味付けですよね。

「炊き上がったお米が半煮えだったりべちゃべちゃしていたり、味が思ったよりも薄すぎたり」皆さんも経験あるんじゃないでしょうか?

 

ヤスパパは和食は専門外なので、自己流のやり方なんですけど、「生の食材」は基本使わずに具材はあらかじめ「お出汁」で煮ちゃって味付けも終わらせてしまいます。(このまま炊飯器にいれて炊けばいいようにしちゃいます。)

余ったお出汁はもったいないから、冷凍するか味噌汁なんかにまぜちゃって、足りないときは白だしとお水で調整します。

先にお出汁で炊いておけば具材の水分量は考えずに、普通にお米を炊く水分量で炊いて失敗したことはないですね手

 

色を残したい食材のときは、塩ゆでしたり生のまま、炊き上がったあとで混ぜちゃいますわらう

 

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あと肝心の味付けは、汁物として飲むには濃いくらいがちょうどいいですかね。経験上ですが、あんまり濃すぎない限り薄いよりも濃い方が失敗はないように思います。

その目安としても、「ごくん」と飲めるけど「汁物として出されたら濃いな~」ぐらいがちょうどいいですね。

皆さんも色んな炊き込みご飯に挑戦してみてくださいね!

 

 

お次は揚げ出し豆腐き(ヤスパパも大好きですハート

シンプルだけど美味しいですよね~。自宅でお豆腐を揚げると堪えられない美味しさですよ!

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作り方はかんたんで、リードペーパーなどで水分を拭いたお豆腐に片栗粉をつけてあげるだけ!

あとはそのまま、大根おろしかつお節、しょうゆや本だしでも全然美味しいです。

 

今回はオシャレにあんかけにしてみました。

いえ、市販の濃縮白だしと本つゆを半々に混ぜてつくったお出汁に、水溶き片栗粉でとろみをつけただけき

でもこれは嫁が大絶賛して、リピートが確定しましたonpu03

 

シンプルなものほど破壊力は強いですよね~。

 

 

はてさて、今回の裏のメイン(デザート)の大学いもです。

これはヤスパパが大阪の調理師学校時代の思い出の味で、大阪土産に人気があった「阿倍野ぽてと」を再現してみました。

特徴は、普通の大学いものように衣が硬くなく、蜜も濃度が薄くしっとりしています。

本当に上品な味で食べ飽きない美味しさですニコッ

 

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再現「阿倍野ぽてと」のレシピ

大学いも(4人前)

 

・さつまいも 350~400グラム

漬ける用の蜜

・水 200cc

・みりん 100cc

・砂糖 80グラム

(お店では氷砂糖を使ってるみたいです。)

・はちみつ 30グラム

・しょうゆ 小さじ1/2

 

一般的な水あめは使わず、蜜をいもの中まで染み込ませるので、しっとりしていて食べやすく、歯にくっついたりもしません。

仕上げは黒よりも白ごまの方が合うような気がします。

ちなみにお店ではごまはかかっていなかった記憶ですね。

 

【作り方】

ポイント:いきなりポイントなんですが、さつまいもが揚がったらすぐに冷たい蜜に漬けられるように、先に蜜を作って冷やしておきます。

この温度差で、中までじっくり味が染み込んでいくそうです手

 

蜜は全ての材料を鍋に入れて沸騰してから3~5分煮たてます。

みりんのアルコール分が飛んだらそのまま氷で冷やしておきましょう!

 

次にさつまいもは皮をむいてしまって、2センチ幅、厚みが1センチの太さで長さは10センチくらいに切りそろえておきます。

大きさによって揚げ時間が変わってくるとはおもいますが、特徴は低温でじっくり火を通して、だんだん温度を上げていく事です。

 

今回は140度で5分、160度で5分、180度で3~5分と温度を上げていきました。

生から揚げていくので、初めから高温だと外側が焦げて中は生で残ってしまうし、ずっと低温だと油切れが悪く、重た~い仕上がりになっちゃいます。

(ここが難しいところですね。お店ではもう少し大きいので20分以上かけてじっくり揚げるそうです。)

 

140度(5分)

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160度(5分)

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180度(3~5分)

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揚げあがったら、すぐさま冷やしておいた蜜につけて粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしました。

常温でももちろん美味しいんですが、今日の気温が高かったので冷やして食べたかったんですわらう

普通の大学いもは冷蔵庫から出したてだと、蜜が歯にくっついたり、中のいもがパサパサして美味しくありませんが、こちらは中までしっかり水分が残っていて衣も薄いので美味しく頂けちゃうんですエクステンション

 

ちなみにこちらが漬けてすぐの物と、冷やしておいたビフォーアフターです。

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ん~、いい色でしょう?

味はしっかり大学いもの味ですよ。新感覚のしっとり大学いも、「食べだした手が止まらない~」美味しさでした手

 

 

ちなみにこちらが娘ごはんきらきら

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凝ったものは食わず嫌いで口にしてくれないので、シンプルですね。

お揚げと筍は呑み込めなくてえづいちゃうので、ご飯だけ。(胡麻をさして)

揚げ出しは田楽味噌。あとはアジの身をほぐして一緒に食べましたハート

 

肝心の大学いもは初めて見るので、食わず嫌い!

でも蜜を舐めさせると、態度が変わっておかわりしてくれました手

 

やっぱり甘い味付けは子供はみんな好きですね。

はやく、緑の野菜も食べられるように工夫を考えなきゃな~ふふっ。

 

ということで、今日はこのへんで、ごきげんよう~。