ヤスパパの自宅deパパご飯♪

元フレンチコックのヤスパパが「自宅で出来る」をモットーに、簡単レシピや挑戦レシピ、鉄板レシピなどなど‥ 独断と偏見でご紹介して参ります(´∀`)/ 世のパパたちよ立ち上がれ!

お家で本格イタリアン♪殻から作るトマトクリームパスタ

 

今日はヤスパパのスペシャリテ(得意料理)甲殻類のトマトクリームパスタです。

甲殻類なら大体何でも作れます!

し・か・も…、身を食べた後の殻から作っちゃうから経済的手

味はそこいらのファミリーレストランなんか、めじゃないくらいに絶品です!!

 

難しくはないんだけど、ただ、手間だけはかかるからご了承を、でも手間をかける以上の価値があることはヤスパパが保障致しますき

 

今日のメニュー

・自家製甘エビのタリアテッレ(トマトクリーム)

・カブの冷製ポタージュ

 

今回はパスタの方で力を使い果たしちゃったから、ポタージュの解説は明日にさせて下さいゆう★

 

まずはこのパスタを作った経緯からなんだけど、ほんとはソースのベースは昨日作っちゃってました。

話が重複しちゃうんですけど(昨日のブログの内容と)以前から近くの魚屋さんで売っている「茹で紅ずわいがに・3バイ500円エクステンション」の身の部分を使ってヤスパパの好物の天津飯を、殻を使ってこのトマトクリームパスタをつくろうと計画していたんですが…。

買い物当日、時化で入荷せず_| ̄|○

 

そこで、見付けた「刺身用不揃いの甘えび・1盛り300円!」これだっ手てことで食材変更となりましてございます。

 

昨日の写真の使いまわしですいませんアセアセ(身はかに玉ならぬ、えび玉にして天津飯で美味しくいただきましたき

 

今回の主役は何と言ってもこの殻なんです。奥さん!この殻がイタリアンレストランばりのパスタに変身しちゃうから驚きですよね!

ヤスパパは元々フレンチレストランで修業をしていて、オマールエビ(ロブスター)あとエクルビス(ザリガニふふっ。)の料理の時なんかは、身は茹でたり焼いたりして、残った頭や殻からとったソースを作っておりました。(これがまた絶品!個人的に大好物でした。)

 

んで、以前おすそ分けで頂いた茹でズワイガニを家族でたべて、何気なく殻を捨てようと思った時に、試しに出汁をとってみたら旨いんじゃないかとやってみたら大成功クラッカー

 

それ以来うちの(ヤスパパ)定番となりました。

 

 

甲殻類のトマトソース(今回の甘えびをベースにしました。)

こちらでパスタソースがちょうど4人前出来ました。(トマトクリームなので生クリームを足しましたが)

 

・甲殻類の殻 200グラム

(基本は生ですが、茹でガニの殻でも実験済み!)

・にんじん 1/2本

・玉ねぎ 1/2個

・セロリ 1/2 本

(なければいらないです。今回も入れてません(笑))

・にんにく 1片

・トマト缶 1缶(400グラムでした)

・白ワイン 50cc

(あれば甲殻類にはコニャックが相性バツグン!)

・水 500cc

ローリエ 1枚

(タイムやローズマリーエストラゴンなんかもOK)

 

【作り方】

まずは殻を調理用ハサミで(3センチ角くらいかな)切っていきます。ここは大雑把で構いません。

ご主人に任せてしましましょうわらう(今回は初めから小さいのでそのまま使用)

 

野菜は玉ねぎとにんにくは皮をむいて、にんじん・セロリは皮つきのまま洗ってそれぞれ1センチ角ぐらいにカット。

 

あとは鍋か深めのフライパンにオリーブ油をひいて、煙が出るまで熱します!

☆ここがポイント!

特に生の甲殻類の殻には生臭さがあるんですが、火が通ると、とても香ばしい香りにかわります。でも弱火でじっくり炒めてしまうと生臭さが残ってしまうので初めからフライパンは熱しておきます!

 

 

焦げやすいので、手早く混ぜながら全体を炒めていきます。

 

殻をつぶしながらエキスをだして、香ばしい香りがたってきたらここで白ワインを加えます。

 

白ワインの水分が完全に蒸発したら次は野菜をまとめて加えます。

 

野菜を加えたら中火に弱めて全体が馴染むまで炒めます。(ここまで来ると殻には完全に火が通ってます。)

 

野菜がしんなりしてきたら、トマト缶とお水、ローリエを加えて沸騰させます。沸騰したら灰汁をひいて30分コトコト煮込みましょう。

 

煮込み終わったら、別鍋を用意して液体だけこしていきます。

下の写真は、鍋の配置が左右逆になっているのでご注意くださいヤッタv

こした後は(下の写真右側、両手鍋)好みの濃さまで煮詰めて出来上がり!

 

って、「こしたはずのフライパンにも液体がたっぷり残ってる?」という、ここでもう一つのポイント!

 

☆これが「2番出汁」です。

こしてのこった「ガラ」にもう一度ひたひたになるぐらいまでの水を加えて沸騰させて、今度はコトコト10分くらい。

煮だすというよりはこびりついて残っている旨みを溶かすイメージですね。

これで完全に旨みを出し切るわけです!面倒ならやらなくてもいいんですが、「元」職業柄もったいなくて、つい…。(あとお隣さんの分も作りたかったので。)

 

 

出来上がったソースに好みで生クリームを加えて、茹でたパスタを和えるだけ。

先に濃さや塩味を調節しておいたら温めて和えるだけでこの通り!レストランで出てくるみたいでしょゆう★

 

今回はパスタをあげる1分前に、ポタージュで使ったカブの葉っぱを一緒に茹でて、ソースと和える時に刻んだイタリアンパセリを混ぜちゃいました。

オレンジ色のソースに、深い緑色が美しいですね~(自画自賛わらう

ちなみにイタリアンパセリは以前園芸屋さんで買ってきた苗から摘んだものですよonpu03

 

皆さんも実家からカニが送られてきた!とか北海道旅行でテンションあがってカニ買っちゃた!とかがあれば、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

 

次回はカブの冷製ポタージュと今回使ったパスタのご紹介を(実はパスタも自分でうっちゃいました)

ではでは、今日はこのへんで、ごきげんよう~。